コーヒー豆はどう保存するのが良いか

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1.コーヒー豆の最適な保存方法は?

コーヒー豆って、買ったときは袋に入っていると思います。そして、買ったままの袋で保存するかたも結構多いと思うんですが、これだと空気に触れてどんどん酸化が進んでしまいます。

そうなると、せっかく豆で購入していたとしても風味の落ちが早くなってしまってもったいないんですよね。

そこで、購入した豆をできるだけ長く、鮮度や風味を維持するために、密閉できる容器に入れて保存することをおすすめします。『コーヒーキャニスター』という、専用の容器があるので、そちらを紹介したいと思います。また、最適な保存状態についてもお伝えします。

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2.コーヒーキャニスターいろいろ

コーヒー保存容器も様々なものが出ています。素材、デザインなどいろんなものがありますが、まずコーヒーを保存するという観点から考えると、きちんと密閉できる構造かどうか、がポイントです。下の写真のようにただ単に蓋をセットするタイプだと、あまり気密性が高くないのでコーヒーを保存するにはおすすめできません。

また、容器の材質によってもそれぞれ特徴(メリット/デメリット)があります。下に、主な材質とその特徴の比較を紹介します。

材質メリットデメリット
ガラスニオイ移りが少ない遮光性がない
陶器ニオイ移りが少ない重い
プラスチック、木製軽い、割れないニオイ移りしやすい
ステンレス遮光性が良い熱を吸収しやすい、熱による劣化に注意
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3.店主おすすめのキャニスターとその特徴

店主が最初におすすめするのはやはりこれです。

  • ハリオ珈琲キャニスター MCN-200B

《特徴(メリット)》

  • ワンタッチのレバーでパッキンをしっかり押し付けて閉じる。密閉性が高い
  • 値段が手頃 、600円くらい(他のメーカーの同じくコーヒーキャニスターと銘打っているものは1500〜3000円台のものが多い)

《デメリット》

  • 蓋部分を洗う場合、パッキンなど各パーツを分解してそれぞれ洗って乾かす必要があり、それが少し面倒。
  • 大雑把に外面だけ洗うと中に水がのこっていることもある。

価格と性能の高さで、これはダントツでおすすめできます。

そしてもう一つ。このハリオの珈琲キャニスターより少し高め(¥1500前後)ですが、より密閉性が高く鮮度保持性も優れているのが、

  • 富士商エアリデューサー F8752

これは保存する食材のかさに合わせて蓋を密着させて空気を抜くのでより保存性が良い構造になっています。これも店主が実際に使ってみてその良さを感じている一品です。

この2つはいずれもガラス性なので容器へのニオイ移りが少ないのも良い点です。ただし透明なガラスだけに遮光性はないのでできるだけ蛍光灯や陽の当たらない所に置くことが重要です。紫外線に当たることでもコーヒー豆の風味は落ちていきますので。

4.最適な保存状態(場所/温度/期間)

 保存は密閉してできるだけ空気に触れないことが大事だと言いましたが、そのほかに注意することもご紹介しておきます。上でも少し触れましたが、紫外線に当たることもコーヒー豆の鮮度や風味の劣化につながるので、日光や蛍光灯の当たらない冷暗所で保存することをおすすめします。

また、高温、多湿にならない場所であることも大事です。コーヒー豆は湿気でも風味が落ちます。そしてさらに保存温度は15度以下が理想なので冷蔵庫で保存するのがより理想ではあります。

 ただ冷蔵庫保存はニオイ移りや、水滴がついてしまわないように注意してください。冷蔵保存する場合は買った時の袋ごと保存容器に入れて、袋も口は輪ゴムなどで閉じておくようにしてください。

 冷凍庫での保存は普段は飲まず長期で保存したい時(2〜3ヶ月)は効果的だと思います。こちらは取り出して使う場合は一度冷蔵庫に移して解凍してから豆を使うようにしてください。

いずれにせよ、店主としては購入後2〜3週間で飲みきるようであればコーヒー密閉容器に入れて日陰で常温保存で十分かと思います。

5.まとめ:最低限これだけやっとておけば大丈夫

まとめると

  • 保存場所… 常温保存なら冷暗所、もしくは冷蔵庫。長期保存なら冷凍庫で
  • 保存温度… 15度以下 
  • 美味しさをキープできる保存期間… 常温は約1〜1ヶ月半、冷蔵庫なら温度変化のリスクが少ないのでより安定的に保存できる、冷凍保存なら2〜3ヶ月

とにかく、高温多湿を避け、密閉した容器で冷暗所に保存することが大事です。それで約1〜1ヶ月半程度は美味しさをキープできると思います。

そして、それをお手軽にこれを実現するなら、上で紹介した『ハリオの珈琲キャニスター』ですね。

さらに、もし予算に余裕があって、お金に糸目をつけずデザインと性能の高さで選ぶなら、
開化堂の珈琲缶 

というのもあります。

今回ははじめに購入するコーヒー保存容器ということで2種類、具体的に紹介しましたが

保存容器も沢山の種類があるので家での保管、持ち運び用などシーンに合わせて、いくつかを使い分けることができたら・・・すごくいいと思います。是非お気に入りの保存容器見つけてみてください!

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