店主のおすすめ電動コーヒーミル その1

お家コーヒーを楽しむ
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1.電動コーヒーミル『カリタ コーヒーミルグラインダーネクストG』のご紹介

ミルにもいろいろな種類があって、それぞれの特徴などについて以前もご紹介しましたが(過去記事『豆を挽くミル、“手動”と“電動”、どっちを選べば良いか?』ご参照)、今回は電動コーヒーミルについて、そして敢えて1機種にしぼって紹介します。今後、コーヒーミルを購入する際の参考になれば幸いです。

その機種は、

『カリタ コーヒーミルグラインダーネクストG』 です。

静電除去装置付きの小型電動ミルで

価格は5万円〜6万円、、、高価ですが臼の性能から使い勝手までトータルで考えると家庭用としては最高峰と言えると思います。

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2.特徴・メリット4点

まずは、本品をおすすめする理由となるメリットを4つご紹介します。

  1. 静電気除去装置内蔵

電動ミルのデメリットは1にも2にも静電気により挽いた粉が飛び散ること。どうしても高速回転するモーターで臼を動かしているわけですからしょうがないんですが、これによって無駄になるコーヒーの粉もバカにならないわけです。この電動ミルでは避けられない、静電気による粉の飛び散りをほぼなくしたこの製品は最高です。

静電除去装置が本体に内蔵されています。挽いた豆の排出口 付近 

ちょうどここに↑静電除去装置があります。普段は粉が落ちる口の部分を掃除するだけでいいでしょう。

2. 安全装置も備えている

ホッパーが外れると電源が落ちるようになっています。

これによりホッパーがついていない状態では動かないので誤動作防止になっています。

3.デザインがシンプル、スタイリッシュ

余計な装飾的な造形やシールがなくマットな質感、飽きがこないデザインで、ステンレスの受け缶も質感を高めています。

4.臼と挽き目設定

臼はセラミック製素材なので錆びの心配がない上に硬度が高く摩耗しにくい素材となっています。熱伝導性が低いので金属の臼より静電気の発生が少ないのも特徴です。この機種は臼のセレクトでも静電気対策をやっていますね。

ただし、セラミックは硬度が高い反面、脆く、衝撃や強い力が掛かると破損しやすいことになります。そのため金属臼より、臼歯を鋭利に仕上げることはできません。どうしても切れ味、挽き目の粒ぞろいは金属臼より劣ることになります。

挽き目は15段階で設定できます。右に回すと細かく、左に回すと荒くなります。細かいとは言っても、エスプレッソ用の極細挽きまではできません。エスプレッソを普段飲んでいるという方は注意が必要です。

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3.デメリット5点

次に、デメリットですが、下記のようなことに注意が必要です。

  1. 低速回転モーターなので電動ミルとしては豆を挽くスピードが遅い

 36g(3杯分)を挽くのに1分弱かかる

  1. セラミック臼のため挽き目は結構バラつきあり
  2. エスプレッソ用の極細挽きができない。
  3. 臼内を掃除するのにわざわざ工具を使ってビスを外してカバーを取り外したりする必要があるため手間が掛かる。※ 臼の中も粉残りあるので数ヶ月に一度は中も掃除しましょう。
  4. 大量の豆は挽けない →コーヒーの挽き売りをしたいなど業務用、商売としては向かない。

4.使い方紹介

  • 挽き目を設定します

(挽いている途中で、挽き目の設定、あ、間違えたということにならない為にも最初に挽き目決めるのがいいでしょう)

  • 電源コードを入れます。
  • ホッパーに豆を投入
  • 電源ボタンをonにする
  • ストッパーをずらすと、豆が臼内に落ちていきます。
  • 挽き終わると、音が変わります。→(モーターの回転音のみになります)
  • 電源をOFFへ

5.店主の所感

本品は、家庭用の”本格的”電動コーヒーミルとしては一番おすすめしたいものです。

ブログの最初でも書きましたが、とにかく粉が飛び散らず汚れない、使い勝手がいい。

デメリットについても結局、静電気の発生を抑制することを優先するがゆえに、ということです。

挽き目がバラつくのは雑味の原因になるのですが、そこが気になるほどのバラつきではないかなと思います。

なお店主が保有しているのはネクストGで、現在はこちらの製品はネクスト”G2”になっていてさらに静粛性と粒度の安定性が向上しているそうです。

もし、電動ミルの購入を検討している方がいたら、参考にしてみてはいかがでしょう?

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