以前は電動ミルについて1機種にしぼって紹介した記事を書きました。(過去記事『店主のおすすめ電動コーヒーミル その1』『同その2』ご参照)、今回は手回しコーヒーミルについて、同じく1機種にしぼって紹介します。今後、こちらもコーヒーミルを購入する際の参考になれば幸いです。
手回しのいいところはハンドルを自ら回して豆を挽くというその所作ですね
早く挽こうとしてシャカリキになってハンドル回しまくってるのはかっこ悪いから気を付けて
ハイ!、回すひとときを楽しむことができる人向けです。
今回紹介する手回しミルは
HARIO(ハリオ) コーヒーミル ブラック セラミック スケルトン MSCS-2B
オススメポイント
手軽、安価に本格的な挽きたてコーヒーを楽しめます。
手挽きミルの醍醐味はコーヒー豆を挽くというある種儀式のような行為にひたれるということ。その入門機としてこのミルは挽く性能も十分でオススメですよ。
価格はamazonで約2000円でした。(2022年3月現在)
過去記事ても言及しましたが、豆の状態で購入するのと粉の状態で購入するのとでは鮮度に相当な差が出ます。
豆の状態では1ヶ月以内、粉だと1週間以内に飲み切ることを目安に
コーヒーを買うなら、豆派、粉派?
注意としてはおいしさを出来るだけ優先するなら、摩擦熱を避けるために、急いでハンドルを回さないこと。優雅に回しましょう。
摩擦熱:早く回すことで摩擦熱が発生してコーヒー豆の酸化を促進、ゆっくり挽くのと比べると風味が落ちます。
調理器具と同じように丸洗いできる
臼がセラミック製、ミルの構造もシンプルなのでお手入れがしやすいです。
丸洗いできます。臼は歯ブラシなどを使って洗剤でゴシゴシ洗えます。
他の部品も同様に調理器具感覚で洗って(ステンレス部品は軽く水洗いor布なので乾拭きでOK)乾燥させたら次の日またきれいな状態で使えます。
電動ミルだとここまで頻繁に清掃するのは難しいんです。
HARIO(ハリオ) コーヒーミル MSCS-2B仕様
臼:セラミック素材
臼の構造:コニカル式(挽き目が多角的になる→お湯の触れる面積が広がり味が引きだしやすい)
挽き目調整:外側の臼と内側の隙間を任意で調整
投入部:70gくらい
粉受け容量:100g
終わりに
このミルは上海で会社員をやっている時代にいつも愛用していました。
会社の事務所でいつも仕事中にガリガリやっていたのが個人的にはすごく懐かしいです。
それに仕事中毎日のようにわざわざ手挽きミルで豆を挽いてコーヒーを淹れる余裕があったということにも驚きます。。。
味、これだけを追求するなら。究極はやはり手挽きミルなのかと思います。
過去記事でも触れている電動ミルだと、早い代わりに静電気で粉のロスが多かったり手挽きより摩擦熱も出ますので風味にも多少悪影響になります。
そういう意味では店主ももっと色々試してみようかなという気持ちも沸々と湧いています。
まだミルを持っていない皆さん、まずはこの手挽きミルを手に入れて挽きたてコーヒーを是非味わってください!!
コメント