イエンガの紹介
今回紹介するコーヒー豆は今月(2022年5月)より取り扱いを始めたこちらのコーヒーです。
タンザニアAA イエンガ(IYENGA)
これまで当店ではスノートップという同じタンザニアでも北部アルーシャ州のコーヒーを扱ってきましたがこのイエンガはタンザニア南西部ムベヤ地区のコーヒー豆になります。
元々タンザニアではスペシャルティコーヒーの生産は北部のアルーシャ地区やンゴロンゴロ地区が中心で南部は汎用品が中心でしたが近年は南部でもスペシャルティコーヒーに力を入れ始めておりイエンガもその中のひとつです。
イエンガではないですがタンザニア南部のコーヒーを以前飲んだことがあって前から好印象だったのでよさそうな南部産のコーヒーを探していたんです!
どんな風味
JUKE JOINT COFFEEではイエンガを中煎りで焙煎しています。苦味は控えめで、しっかりしたボディ感と柑橘系の酸味が特徴です。コーヒーとしての特徴は以前から扱っているスノートップと共通しています。スノートップと比べると柑橘系のフルーティな酸味は若干抑えめでより芳醇な香りがあります。コーヒー全体の風味のバランスはイエンガの方が整っていて、より上質さが感じられます。
タンザニアAA イエンガのプロフィール
生産地:タンザニア南西部 ムベア地区
標高:1520m
豆の品種:ブルボン種、ケント種、ヤサカ種
土壌:火山性土壌
精製方法:ウォッシュド
乾燥方法:アフリカンベッド
生産団体:イエンガ農協
イエンガまとめ
このイエンガを栽培しているイエンガ農協は2019年のAFCA品評会のタンザニア部門では1位、2位、4位を獲得するなど品質の高さは折り紙付きです。
AFCA:アフリカファインコーヒー協会 2000 年 7 月に設立された非営利、非政府の会員組織で、加盟国はアフリカ 11カ 国。事務局はウガンダのカンパラ。会員は生産者、輸出業者、海外の輸入業者、 焙煎業者、流通業者、政府機関など民間、公的機関を含むあらゆるコーヒー関係者。
イエンガ農協全体で193農家が現在所属していますが、そのうち17名の女性農家が参加しており、女性メンバーの割合が増えているのも特筆されます。
こうした状況は、他のタンザニア生産地と比べて、珍しく、品質向上の要因の一つと言えます。
タンザニアのコーヒーは重厚なボディとそして酸味が特徴のひとつですが、その酸味は“すっぱい”とは全然違います!コーヒーも果実だということを思い起こさせてくれる、おいしい酸味です。特に少し汗ばむ初夏にピッタリですよ!
興味をひかれた方はこちらから購入できます↓
JUKE JOINT COFFEE
コメント